データに対して再帰型 (IIR) フィルタをかける.
y = iir( prm, x )
入力が 2 次元のときは,2 次元 IIR フィルタをかける.
アルゴリズム
入力データを n 個の離散値
( ただし,
) で表し,N 個の離散点からなる "重み関数"
( ただし,
)を用いる.
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出力値
は次のように求める.
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| iir 関数の処理概念図を以下に示す. |

iir 関数のフィルタ処理概念図
は,関数におけるパラメータ系列 (添字は,系列の順番を示している) .
通常の方法で設計される直接型の IIR フィルタによる処理を行うには,次のようにする.para_a,para_b はそれぞれ伝達関数
の分母,分子の各係数を fir,iir 関数に直接入力できるように iirmake 関数で調整したものである.
%temp = fir(para_b, input_signal); %output_signal = gain * iir(para_a, para_b);